広大救急へ見学や研修をしてくださった方々には、ぜひ広島の魅力も堪能してほしい…!ということで、実際に研修に来てくださった先生に広島観光のレビュー記事を執筆いただきました!
熱量たっぷりの記事を読むと、きっと広島に見学に(遊びに?)来たくなること間違いなしです!
今回は、平和公園周辺や宮島を中心にレビューしてもらいました。
ぜひ最後まで見てみてくださいね!
自己紹介
【所属】
福島県立医科大学附属病院 初期研修医2年次
【自己紹介】
・30歳、男性。外出や旅行が好きで、ミラーレス一眼カメラで現地の風景写真を撮るのが好きです!(写真は勉強中📷️)
・広島は旅行で1回訪れたことがあり、平和記念公園と厳島神社に足を運んだことがあります。
【滞在時期】
2025年6月半ば〜7月半ば。梅雨明けが6月末で例年よりも早かったのがよかったです。
【私が訪れた場所】
①平和記念公園・平和記念資料館・原爆ドームとその周辺
②厳島・弥山
③尾道市・しまなみ海道
④マツダミュージアム
⑤MAZDA Zoom-Zoomスタジアム
それぞれ紹介していきます!
その前に…旅行の下準備の内容を。
個人的に、行き先の予習はある程度必要だと思っています!
有名な見どころを見落としかねないですし、歴史やグルメなども知っているとより楽しめますよ(^o^)
るるぶなどの旅行雑誌も買いましたし、Youtubeの旅動画も見ました!
ここは行ってみたい!という場所が見つかりやすいです。
あと、Googleマップも非常に使い勝手がよいです。
メジャーではないスポットも多く載っていますし、レビューもかなり参考になります。
距離もわかるので、移動の計画を立てる際には必須です!
持ち物で便利だったものは、以下の通りです。
▢ミラーレス一眼カメラ (機材:SONY α7Ⅳ レンズは50mm単焦点のみ)
▢モバイルバッテリー、充電器・充電ケーブル
▢ETCカード
▢日差し対策:日焼け止め、帽子、タオル、サングラス
▢暑さ対策:制汗スプレー、冷汗ありのボディタオル
▢現金:現金オンリーのお店も多くあります
▢Suicaアプリ:全国の多くの電車やバスで使えます
🍁広島ってこんなところ!!🍁
僕自身は静岡県出身で、大学から福島県へ行きました。
東海地方と東北地方、関東地方は馴染みがありますが、西日本はたまに旅行で来るくらいであまり馴染みがありませんでした。
今回久しぶりに来て思ったことは、広島は気温が暖かく、そして日照時間が非常に長いことです!
広島駅も最近改装されたそうで、近代的な建築に変わっていました。
広島市は人口100万人超えの政令指定都市であり、地方の中核都市です。
中心街はかなりの賑わいでした。
瀬戸内海に面しており、牡蠣などの海産物が有名です。
①平和記念公園・平和記念資料館・原爆ドームとその周辺
以前、一度訪れたことがあります。
悲惨な歴史を学ぶことが出来る、大変貴重な遺産です。
原爆ドームは世界遺産にも指定されています。
私は歴史に大変興味があり、悲惨な歴史がなぜ起きたのか、それを知りたく学び続けているところです。
広島・長崎での凄惨な出来事を知ることと併せて、日本が太平洋戦争に進んだ経緯、そして相手国の論理などを知ることも、未来のために大切だと感じています。
原爆ドーム

上空約600m地点で原子爆弾(リトルボーイ)が炸裂しました。
真上で爆発したため、横風を受けることなく、倒壊を免れました。
当時は広島県物産陳列館として使用されており、原爆投下時も中に職員の方がいました。
中に入ることはできず、周辺から見物することのみ可能です。
広島平和記念資料館

様々な展示物があります。
当時の惨劇を伝えるものから、核兵器開発の歴史に至るまで多くのものを見ることができました。
大変勉強になり、かつ考えさせられる時間になりました。
入場料は大人1人200円です。

資料館からの眺めです。
後述する原爆死没者慰霊碑(手前)と、原爆ドーム(奥)を見ることができます。
広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)

資料館から目と鼻の先にあります。
テレビなどのメディアで見たことがある人も多いと思います。
この場所で毎年8月6日に、総理大臣も出席する平和記念式典が執り行われます。
足を運んだ際は、手を合わせてみてください。
周辺の原爆関連の遺跡(徒歩圏内に複数あります)

袋町小学校平和資料館:当時の建物が一部使われている元小学校の資料館です。原爆投下後の避難所としても使われており、その時のチョークの記録(避難者の身内の名前など)が壁に残されています。無料で入館できます。

広島原子爆弾 爆心地説明の碑(旧島病院):原子爆弾の爆心地であり、現在は島内科医院が建っています。
本川小学校平和資料館:私は赴くことができませんでしたが、こちらも当時の資料をじっくり見ることができるそうです。
広島を訪れた際は、原爆に関連する資料館や遺跡にはぜひ足を運んでみてください。
唯一の被爆国として、我々の知るべきことが詰まっています。
②厳島(宮島)・弥山
かの有名な厳島神社がある厳島(宮島)ですね。
一応どちらの呼称でも通じますが、厳密な正式名称は厳島だそうです。
おそらく、多くの方が持つ厳島のイメージは厳島神社、海に立つ鳥居、牡蠣、鹿、ではないでしょうか。
自分も今回来るまではそのイメージでしたし、勿論正解です!
しかし、実は標高535mもある山である弥山(みせん)があることは知らない方も多いのではないでしょうか?
こちらの山は登山ができます⛰️
頂上まで30分の地点までロープウェイで登ることができますし、アクセスは良好です。
なお、ロープウェイの最終行時間が16:30なのですが、私は間に合わず徒歩で下山をすることになりました(笑)
3つの下山ルートがあり、難易度と時間が中間くらいのルート(大聖院コース:想定所要時間90−120分)を選びました!
ですがまあ、登山靴の準備なんて遠方出張ですから当然しておらず、普通のスニーカーで、しかも酷暑の中をそこそこの山道を歩いたので、2時間半以上かかってしまいました(;_;)。
それはもうハードなトレーニングとなりましたが、景色も自然もよく、いい写真も沢山撮ることができました。
予定外の困難も楽しむことが旅では大切です!
アクセス
王道はJR宮島口駅か広電宮島口駅の目の前の港からフェリーで行くルートですが、今回は原爆ドーム近くの元安橋近くの乗り場から出ている船で直接厳島まで向かいました!

わかりやすい看板があります!

片道2200円でややお高め。。
航行中は船内の席にいるので外の景色はほぼ見えずだったので、次は宮島口からのフェリーでいいかなぁ(・_・;)

厳島に着きました!観光客は外国人の方も多く、賑わっています。
普通であれば厳島神社までのんびり散策からの本殿お参り、といきたいのですが、今回は弥山に登る予定ですから早足で駆け抜けます(時間の余裕もなかったので笑)

平清盛像です!厳島神社を発展させた人物ですね。
宋(当時の中国)との日宋貿易で瀬戸内海の航路を整備する中で、厳島神社を航路と平家の守り神として信仰しました。

鹿はそこらじゅうにいます。完全に人馴れしていて、近づいても一切逃げません。
基本、触らない方がよいそうです。
この鹿は絶賛リラックス中ですね🦌・ω・

道中もとても良い和の雰囲気があります!


厳島神社の鳥居です!干潮時には海底を歩いて下まで行くことができます!

外から厳島神社の本殿を撮影しました。
こちらは満潮になると、まるで水面上を歩いているような感覚になるそうです🙂
ただ、今回の目的は弥山登頂!本殿を少し眺めてすぐにロープウェイ乗り場まで移動します!

ロープウェイ乗り場まではわかりやすい看板があります。
なお、ロープウェイ乗り場までは無料の送迎バスが20分ごとに出ているので、今回はバスを利用しました!
徒歩でも、700mほど歩けばロープウェイ乗り場まで行けます。

乗り場の駅名は紅葉谷(もみじだに)駅だそうで!何ともおしゃれですね(笑)
大人は片道1100円で利用できます。
目的地は獅子岩(ししいわ)駅で、弥山(みせん)の山頂まで徒歩30分の駅です。

ロープウェイからの眺めです。想像以上に森林が多くて驚きました…!

獅子岩駅に到着です!
ここから30分歩いて弥山展望台まで行くのですが、展望台近くはかなり足場も悪くて急な道も多かったです。
急いだのに30分かかりましたね(笑)
展望台と眺めの写真はすみません、滞在時間が短くて撮ってなかったです(._.)
その後の下山ですが、16:30が最終の下りロープウェイ出発時間でしたが、展望台に着いたのが16時だったので(ロープウェイの駅まで30分かかる)、これは無理だと思い足で下山することにしました!
3つほどルートがありますが、難易度が中くらいの大聖院コースを選び2時間半かけて下山しました!
途中はかなり山道でしたが、自然豊かで楽しかったです!


こんな険しい道もあったり。

道中の景色も非常にグッドです!上から見る厳島神社の鳥居はなかなかないですよね。
夜は、参拝遊覧船に乗って鳥居の近くまで案内をしていただきました!
ガイドの方が色々解説してくれながら、鳥居を海から見ることができます。
例)
・厳島を横から見ると観音様の横顔に見えるので、「神の島」と言われていた。
・それゆえ元々厳島は神聖な島とされ立入禁止区域であり、対岸から祈りを捧げていた。
・海に浮かぶ大鳥居は60トンもの重さがある
・鳥居の社殿側と海側で額の名前が異なる(それぞれ伊都岐島神社、厳島神社と記載)。

船は提灯がぶら下がっており、風情があります。

海側から見る大鳥居です!こんな間近まで船で寄ってくれるので、大迫力な鳥居を楽しめました。
以上で、厳島の観光は終わりです!
今回は日帰りでしたが、島内には宿泊施設もあるのでのんびり一泊するのもありかと思います!
結局本殿は時間の都合で寄れませんでしたので、次回以降の楽しみにとっておきます。
それでは!